こんにちは、ひぐっさんです!
肩こりの解消方法を教えて欲しい。
今回はこんな悩みを解説していきます!
今回の内容
- 肩こりの解消方法を解説
- 肩こりの原因について
- 肩こり解消の体操や運動方法
- 肩こり解消グッズについて
上記のように肩こりの原因から解消方法まで、
今回は全て網羅して行こうと思います!
この記事を読めば肩こりに対する知識、
そして解消方法が理解できるようにまとめていきます!
ひどい肩こりでも家でできる簡単な体操で、
解消できる可能性も十分にあります!
記事の信頼性
- 筆者の僕は理学療法士です
- 医療の知識や論文のデータを元に運動方法などを解説していきます!
それでは最後までお付き合いください!
Contents
肩こりの解消方法【原因を知ろう】
肩こりの解消方法を解説していく前に、
まずは肩こりについて知る必要があります!
- 肩こりとはそもそも何だろう?
- なにが原因で肩こりになるんだろう?
原因を知ることで、
解消方法も見えてきます!
そしてその原因と解消方法を理解することが、
より効果的な解消効果を得ることができます!
人は目的をはっきり理解することで、
運動などのモチベーションや効果が向上します!
ということで、まずは肩こりとは何か解説します。
肩こりとは
肩こりは日本人が訴える体の症状で、
- 女性で1位
- 男性で2位
これほど一般的な症状です。
しかし肩こりに関する医療的なデータは少なく、
まだその病態については解明されていないことが多いです!
外国ではそもそも肩こりの概念がなかったりします。
ではその肩こりとはどんな状態のことを言うのか・・・
肩こりとは
- 首の後ろや肩の筋肉の不快感や違和感、鈍痛
- 上記の部位が重苦しい、張っている、固くなっている、痛い感じ、重だるさ、強張り
これらのような表現で定義されています。
つまり上記のような症状があれば、
医師の診断がなくてもあなたは肩こりです!
ではこの肩こり症状がどんな原因で起こるのか・・・
ここを解説していきますね!
肩こりの原因とは
では肩こりの原因について解説していきますね。
肩こりには大きく分けて2種類あります。
肩こりの種類
- 本態性肩こり
- 症候性肩こり
- 心因性肩こり
この3つがあります。
難しい言葉でわかりにくいですが、
一つずつ簡単に解説していきます。
本態性肩こり
ほとんどの人の肩こりがこの肩こりです!
本態性肩こりとは
特別な病気が見当たらない肩こりのこと
これといった病気がや怪我がないが、
肩こりが起きている状態を本態性肩こりと言います!
原因となる病気はないですが、
肩こりを引き起こす危険要素が以下の通りです!
肩こりの要因
- 不良姿勢
- 運動不足・筋力低下
- 不適切な運動
- 寒冷
- ストレス
- 加齢
主な原因がこのような要因です!
不良姿勢や筋力低下が続くと、
首や肩の筋肉が伸ばされて固まっていきます。
この筋肉が固まることが、
肩こりの最大の要因です・・
筋肉が固まると
- 筋肉が固まると、血流が悪くなります
- 血流が悪くなると、筋肉に十分な酸素が行かなくなります
- この筋肉の酸欠状態は、人は痛みを感じます
- 痛みを感じると、筋肉が萎縮してさらに固まる
これが肩こりの痛みの仕組みです。
このように負のサイクルが完成して、
どんどん痛みが増えていきます!
ここで分かることは、
肩こりの解消は筋肉をほぐすことと、血流をよくすること!
ここにあります!
この解消についてはあとで詳しく解説しますね。
これがほとんどの人の肩こりの原因です。
こちらでもう少し詳しく解説しているので、
参考にしてみてください!
症候性肩こり
次に症候性肩こりについてです!
こちらはさっきと違って、
なにかしらの怪我や病気などからくる肩こりのことです!
怪我の痛みや手術の影響などによって、
肩の筋肉が固まり肩こりになります。
こちらは少し例外なので、
どんな病気や怪我などから来るのか簡単に紹介します。
症候性肩こりの原因
- 頸椎症
- 椎間板ヘルニア
- 椎間関節症
- 頸椎捻挫
- 腫瘍 etc...
医療的なことなので、
紹介だけでここは終わりにしましょう!
心因性肩こり
心因性とは、精神的な要因のことです!
うつ病やパニック障害で肩こりを訴える。
こんな研究データがあります!
その他にも一般的な不安や緊張、
これらも筋肉を萎縮させて固まる原因になります!
こんなデータもありますので、
過度のストレスや緊張も注意したいところですね!
解消方法の種類について
ここまで解説した肩こりの原因を理解して、
ではどうすれば解消できるのか考えましょう!
ここまでの内容を少しおさらいしましょう。
ここまでのまとめ
- ほとんどの人の肩こりは本態性(特別な原因がない)肩こり
- 日常生活での不良姿勢や運動不足が関係している
- この不良姿勢が続くと、筋肉が固まって血流も悪くなる
- この筋肉の固さと血流が肩こりの代表的な原因
こんな感じでしたよね!
つまり解消方法も簡単で、
- 筋肉を柔らかくする
- 血流を改善させる
この2つをやるだけです!
この2つにたくさんの方法があって、
何をすればいいかわからない!
これが現状だと思います。
肩こり解消には以下のように、
方法はたくさん存在します!
肩こりの解消方法
- 体操
- ストレッチ
- 全身運動
- 痛み止め薬
- 湿布
- ホットパック
これらは全て効果はあります!
しかし今回は特に効果的であり、
かつ自宅で簡単にできる解消方法だけを解説していきます!
まずはこれだけしましょう!
そんな内容で解説していきます。
論文などで効果が立証されているものを集めました。
そのデータを元に、
理学療法士の筆者がわかりやすく解説していきます。
記事を読みながら実際に実践してみてください!
肩こりの解消方法【体操や運動】
ではここからは、
実際の肩こり解消方法を解説していきます。
解消方法を2つに分けて解説します。
肩こり解消方法
- 運動や体操での肩こり解消
- 肩こり解消グッズでの解消方法
この2つに分けて解説していきますね!
簡単にできる体操で解消
ではまずは体操について解説していきます。
ここではとりあえず1つ体操を紹介します!
ここで紹介する肩こり解消方法は、
肩をすくめるだけの運動です!
詳しくはこの記事でもまとめていますが、
ここでもしっかり解説していきます。
肩をすくめて肩こり解消ができます。
信じ難いと思いますが、
やり方を解説していきます!
肩すくめ体操
- 肩を名一杯上にあげるようにして、すくめてください。
- この時力一杯すくめるのがポイントです!
- 3秒すくめたら、一気に力を抜いてストンと肩を落とす
これだけです。
これが肩こりを解消させる効果があります!
なぜこれが肩こり解消になるのか、
ここを解説していきますね!
ではなぜ肩をすくめることが、
肩こり解消になるのか??
ポイントは力一杯肩をすくめることにあります!
筋弛緩法という、医療的な方法を使っています。
筋弛緩法
- 筋肉を柔らかくする方法の一つ
- 人の性質で、名一杯力を入れた筋肉の力を抜くと筋肉が柔らかくなる
- この性質を利用して、肩こりの解消をする
人の体にはこんな性質があります。
これは理学療法士として、
実際に病院でのリハビリにも使う手技です!
いますぐできる簡単かつ効果的な方法なので、
ぜひ続けてみてください!
こちらでより詳しく解説してるので、
参考にしてみてください!
ストレッチで解消
次にストレッチでの解消方法です!
ストレッチには以下のような作用があります。
ストレッチの効果
- 血流を改善させる
- 筋肉を柔らかくする
ストレッチにはこんな効果があります。
肩こり原因にぴったり当てはまりますよね?
ストレッチは肩こり解消にかなり有効です!
ストレッチ方法は簡単で、
首を横にゆっくり倒して筋肉を伸ばせば基本オッケーです!
しかし理学療法士的に、
もっと効果的なストレッチ方法があるので解説します!
過去にも詳しくまとめてるので、
こちらも参考にしてください!
では方法を解説してきます。
まずは普通のストレッチ方法を紹介しますね!
基本的なストレッチ
- 首をゆっくり左に倒す
- 左手で頭の右側を支えて、アシストしてもオッケー
- 頭を左に倒しながら、右肩をゆっくり下げる
これで首の右側が伸びてくると思います。
ストレッチは20秒ぐらいかけてゆっくり行います!
これを左右交互に行います。
これが基本的なストレッチの方法です!
これでもちろん効果は出ると思いますが、
ここではこのストレッチを応用していきます。
ストレッチの応用
- 先ほどのように頭を横に倒してストレッチする
- 倒した頭をまっすぐに戻すとき、手で抑えて筋トレのように抵抗して戻らないように力を入れる
- 7秒間力を引き合う
- そのあとゆっくり首と傾けてさらに伸ばしていく
これが応用ストレッチです。
これは伸ばした筋肉に力を入れて、
さらに伸ばすような方法でストレッチをします!
これも筋肉の性質を利用した方法です。
筋肉は力を入れた後は、
一時的に柔らかくなります。
この柔らかくなった瞬間を狙って、
筋肉をどんどん伸ばしていく方法がこのストレッチです!
筋肉をのばして力を入れて・・・
これを繰り返すと、徐々に筋肉がよく伸びていくのが分かると思いますよ!
注意ポイント
- 痛みが出るまで筋肉を伸ばさない
- 痛みを感じると筋肉が萎縮して、逆に固くなります
ストレッチはとりあえずこの方法でオッケーです。
試してみてください!
こちらでより詳しく解説してるので、
参考にしてみてくださいね!
その他の解消方法
基本的に肩こり解消には、
ここまで解説したストレッチや体操が有効です!
しかしその他にもいろいろ解消方法はあります。
次にここを解説していきます。
その他の解消方法
- 日常生活の見直し
- 全身運動
- ホットパック
- 磁気ネックレス
順番に解説していきますね!
日常生活の見直し
そもそも肩こりを起こすような姿勢など、
日常生活から予防する必要があります。
肩こりの原因の中に
「不良姿勢」があったと思います!
この不良姿勢は肩こりの原因として非常に多いです。
デスクワークの姿勢を1つ例に上げます。
デスクワーク
- デスクワークの時、椅子に浅く腰掛けている
- そして、前のめりかつ猫背になっている
- これを頭前方位と言います!
この頭前方位がデスクワークの不良姿勢です!
この姿勢が続くと首の後ろの筋肉が伸ばされ、
どんどん固まって血流不足になります!
そして肩こりが悪化していきます!
こうならないように、
普段からの姿勢を正して肩こり予防する必要があります。
美姿勢
- 椅子に深く腰掛ける
- 背筋をしっかり伸ばして座る
- アゴを引いて、頭が前に行かないようにする
こういった美姿勢を普段から意識しましょう!
正しい姿勢は肩こりだけでなく、
腰痛などの対策にもなるのでおすすめですよ!
全身運動
肩こりについて改めて勉強しているときに、
一つ面白い論文を見つけました。
論文データ
ウォーキングなどの有酸素運動は肩こりを解消させる効果がある
こんな研究結果が発表されていました。
全身運動によって血流改善されるなど、
効果が期待できるみたいです!
デスクワーク中心の人などは、
なかなか運動する習慣がない人も多いと思います。
1日に少しでもいいので運動の時間を作りましょう!
ホットパック
物理療法と言う方法で、
肩こりの場合は温め流のが有効です!
温めることにも
- 血流改善
- 筋肉を柔らかくする
- 鎮痛効果
このような効果があります!
具体的な方法はこのあとで詳しく紹介していきます!
磁気ネックレス
肩こり解消を考えたとき、
磁気ネックレスを思い浮かべる人は多いんじゃないでしょうか?
製品の口コミなどを見ると、
効果がある・ない様々な意見があります!
こちらも論文を探していくと、
磁気の力が肩こりを解消させる効果がある!
こんな報告はあります!
効果自体に個人差があるのは当然のことですが、
磁気ネックレスは個人的におすすめします!
こちらもネックレスの選び方など、
このあと解説していきますね!
肩こりの解消方法【解消グッズ】
ではここからは、
肩こり解消グッズの解説をしていきます。
体操やストレッチでも解消できますが、
プラスαでグッズの併用もいいと思います!
特にこのあと解説するホットパック は、
鎮痛の即効性もあるので今すぐ痛みを取りたい方はおすすめ!
ではみていきましょう!
ホットパック の効果
まずはホットパック です!
肩を温めて肩こりを解消するためのグッズですね。
こちらでも詳しく解説してるので参考にしてください!
先ほども言いましたが、
ホットパック には以下の効果があります。
ホットパック の効果
- 筋肉を柔らかくする
- 血流が改善される
- 鎮痛効果がある
温めることにはこんな効果があります!
つまり肩こり解消にはぴったりです。
実際に研究結果でも、
ホットパック が肩こり解消になることはたくさん発表されています。
では温め方について解説します。
ホットパック の方法
- 温めている部分の温度は40度
- 温め時間は20分程度
温度と時間はこんな感じです!
次に何で温めればいいのか・・・
蒸しタオルなどでも代用できますが、
正しい温度管理や保温性を考えると専用のグッズがおすすめです!
専用のホットパック を使うのが安全ですし、簡単です。
危険な温度まで上昇しないように設定されており、
このホットパック は45度までに作られています!
安全かつ効果的な温度で使うためには、
ホットパック を一つ持っておくのもありですね。
逆に冷やすとアイシングとしても代用できます。
怪我で腫れた部分を冷やすこともできるので、
コスパは良いと思います。
温めて肩こり解消するのに、
もう一つ効果的な方法があります!
うたせ湯です!
ある研究結果では、
ホットパック よりもうたせ湯が肩こりを解消させた!
こんな報告があります!
ホットパック よりもうたせ湯の方が、
筋肉の血流量がより増加するみたいです。
うたせ湯の効果
- お湯の温める効果で筋肉が柔らかくなる
- うたせ湯の振動効果が筋肉を柔らかくして、血流がよくなる
この振動効果がより肩こりに効果的だと考えられています!
温泉に行った際には、
少しうたせ湯も試してみてくださいね。
この内容をより詳しく解説してるので
こちらも参考にしてくださいね!
磁気ネックレスの効果
最後は磁気ネックレスについてです。
こちらの内容も別記事に詳しく解説してるので、
参考にしてみてください!
肩こり解消と考えて、
磁気ネックレスを思い浮かべる人は多いと思います!
しかし正直怪しいと言うか、
疑いませんかね?(笑)
正直僕自身も少し疑ってたので、
いろいろ調べてみました!
その結果、
磁気で肩こりは理論上解消できます!!
磁気の効果について
磁気の力で肩こりを解消する論文データがありました。
まず磁気にの力についてまとめますね。
磁気の効果
- 細胞の活性化
- 気分障害・慢性疼痛の緩和
- 骨折の治療
- 血行の改善
磁気にはこんな効果があります!
肩こりに有効か血流改善も含まれてますね。
この磁気の効果を検証するために、
肩こりの人に対して磁気を発生させてその変化を研究したデータがあります。
この研究では肩こり人の方に、
300nT(ナノテスラ )の強さの磁気を発生させました。
その結果
- 筋肉の硬さが柔らかくなった
- 皮膚の温度は上がらなかった
こんな結果が出ました。
皮膚に悪影響を与えずに、
筋肉が柔らかくなる結果が出ました!
筋肉を柔らかくすることは、
肩こり解消に良いですよね!
つまり磁気の力は肩こり解消に有効なわけです。
この研究で300nT(ナノテスラ )の磁気を使ったと言いました。
T(テスラ)とは磁気の強さの単位です!
磁気の強さについて
- 研究では300nTで効果が出た
- 一般的に売っている磁気ネックレスは50~150mTが多い
- mT(ミリテスラ)>nT(ナノテスラ )
- 1nTは1mTの1/1,000,000の強さ
一般的に売っている磁気ネックレスよりも、
遥かに弱い力でも筋肉が柔らかくなる結果が出てます!
このことからも磁気ネックレスは、
効果が期待できると言えますね!
ではどんな磁気ネックレスを選べば良いのか、
ここを解説していきます。
磁気ネックレスの選び方
ネックレスを選ぶポイント
- 磁気(テスラ)の強さ
- 磁気の交互配列について
この2つを見ればオッケーです!
まず磁気の強さですが、
先ほど50~150mTが多いと言いました。
まずは50mTの物で十分だと思います!
満足できなかったら徐々に強さを
上げていけば良いと思います!
ファイテン(phiten)の磁気ネックレスです。
50mTでコスパとデザインを考えると、
おすすめはこんな感じかなと思います!
次に交互配列についてです。
交互配列とは
磁石のS極とN極が交互に配列されている物です
名前の通りですが、
交互配列の方がより強い時期が発生します!
一般的に売っている物で、
150mTの物とかは交互配列が多いです。
ただし強い時期が発生する分、
お値段も少し高くなってしまいます。
ただ強い方が効果も期待できるので、
予算に余裕がある方はおすすめですね!
コラントッテ(Colantotte)の磁気ネックレスです!
160mTで1万円程度ですね!
デザインも高級感があっておしゃれですね。
コラントッテはアスリートの方の愛用者が多く、
例えばフィギアスケートの宇野昌磨選手も使ってるみたいです!
ぜひいろいろみて好きなデザインを探してみてください!
最後に
少し長くなりましたが、
肩こり解消完全ガイドでした。
まとめ
- まずは自宅でできる簡単な体操から
- 肩すくめ運動とストレッチをしっかりしましょう
- ウォーキングなども効果的です
- ホットパック やネックレスの併用も効果的です
こんな感じですかね!
肩こりだけでなくこういった治療には、
効果に個人差がどうしても出てきます!
同じ商品でも良い評価と悪い評価があるのは、
効果に個人差があるからです。
とりあえずここで紹介したことをたくさん試して、
自分に合う治療方法を見つけてください!
自分に合うと持った方法を、
しっかり継続することが大事になってきます!
ではここまでにします。
少しでも参考になったら幸いです!