こんにちは、ひぐっさんです。
今回も失業や転職の話題です。
さて早速ですが、職業訓練って知ってますでしょうか?
結論から言うと、会社を退職してハローワークで申請すると無料で学校に行けて資格が取れちゃうんです!
ほんと日本は親切すぎますね(笑)
と言うことで今回は、
- 職業訓練って何?
- 職業訓練を受けたいけど悩んでいる
- 職業訓練を受けるにはどうしたら良い?
こういったお悩みを解決していきます。
あらかじめご了承と言うことで、実際に僕は利用していません。
が、利用した人を知っていますので、その体験談なんかも踏まえて・・・
ではいきましょう!!
Contents
職業訓練とは?
まず最初に、そもそも職業訓練ってなんやねんって話から。
正式には公的職業訓練(ハロートレーニング)と呼ばれていて、
キャリアアップや希望する就職を実現する ために、必要な職業スキルや知識を習得することができる公的な制度
とされています。
簡単に言うと、働きたいけど仕事がない人を対象に国のサポートで学校に通わせてくれる感じです。
その中でも
公共職業訓練(失業保険を受給している人が対象)
求職者支援訓練(失業保険を受給できない人が対象)
と分類され、それぞれサービスが異なるんです。
とりあえず職業訓練が何なのか、誰が申請できるかが少しイメージできますかね?
失業保険についてはこちらを参考にしてください!
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退職したら失業保険の申請のためハローワークに行きましょう
続きを見る
じゃあ少しずく詳しく内容を見ていきますよ!
職業訓練はどんな人が受講できるんですか?
さて具体的にどんな人が訓練を受けれるのか紹介します。
基本的には、
働こうとする方、働く方すべて
とハローワークのホームページにあります。
働く意思があれば大丈夫っぽいですね!
しかし先ほども言いましたが、
- 公共職業訓練
- 求職者支援訓練
の2種類がありますよね?
公共職業訓練は失業保険受給者ですので、そのままハローワークで申請すればいいです。
申請方法についてはあとで紹介します。
求職者支援訓練は少し適応条件があるようです。
- ハローワークに求職の申込みをしていること
- 雇用保険被保険者や雇用保険受給資格者でないこと
- 労働の意思と能力があること
- 職業訓練などの支援を行う必要があるとハローワークが認めたこと
これだけでは適応になるのかわかりにくいですよね?
もっと具体的には・・・
- 雇用保険に加入できなかった
- 雇用保険の失業給付(基本手当)を受給中に再就職できないまま、支給終了した
- 雇用保険の加入期間が足りずに失業給付を受けられない
- 自営業を廃業した
- 就職が決まらないまま学校を卒業した
こういったパターンは対象になります。
ちょっと自分に照らし合わせて見てください。
では次に公共職業訓練と求職者支援訓練のサービスの違いについて紹介していきますよ!
公共職業訓練と求職者支援訓練で何か違いはあるの?
まずは公共職業訓練から。
基本的にはこちらは失業保険の延長が適応されます。
つまり職業訓練中は失業保険が受けれるということ。
職業訓練の期間は基本的に2~6ヶ月程度、長ければ1~2年の物も存在します。
そこに、「失業保険の延長」
まあ最高ですね。
次に、求職者支援訓練について。
求職者支援訓練では、
一定の要件を満たせば、訓練受講中の生活費等の支給や、訓練施設に通うための交通費が支給されます。
具体的には、
- 職業訓練受講手当:月額10万円
- 通所手当:職業訓練実施機関までの通所経路に応じた所定の額(上限額あり)
- 寄宿手当:月額10,700円
こんな感じです。
すごいっすね(笑)
もちろん支給適応条件がありまして、
1.本人収入が月8万円以下
2.世帯全体の収入が月25万円以下
3.世帯全体の金融資産が300万円以下
4.現在住んでいるところ以外に土地・建物を所有していない
5.全ての訓練実施日に出席している
(やむを得ない理由がある場合でも、支給単位期間ごとに8割以上の出席率がある)
6.世帯の中に同時にこの給付金を受給して訓練を受けている人がいない
7.過去3年以内に、偽りその他不正の行為により、特定の給付金の支給を受けたことがない
これを満たしていれば支給適応です。
詳しくは、ハローワークで相談して審査してもらうのが良さそうですね。
じゃあ次にどんな職業訓練を受けれるのかを紹介しましょう!
職業訓練で受けれるコースとその受講方法について
職業訓練はどんな物なのか、どういった人が受けれるかも重要ですが、
皆さん気になるのはその内容ですよね(笑)
受けたいものがないと意味ないし、
そもそも無料だからいい資格は取れないでしょなんて思うこともあると思います。
じゃあまずはどんなコースがあるのか見ていきましょう。
職業訓練の具体的なコース
では早速職業訓練で受けれるコースをざっくりまとめていきます。
- 情報処理分野(プログラム設計科)
- オフィスビジネス分野(OA事務科)
- 自動車分野(自動車整備科)
- 機械・メカトロニクス分野(機械・加工エンジニア科、デジタルエンジニアリング科 etc...)
- 建築分野(建築科)
- 電気分野(電気設備科、電気工事科 etc...)
- 金属加工分野(ロボット溶接技術科、溶接科 etc...)
- アパレル分野(アパレルサービス科)
- 社会福祉分野(介護サービス科)
(令和1年11月23日現在の福岡県の職業訓練)
検索した中でもこれは一部で、ほんとにたくさんの分野が受講できます。
今流行りのプログラミングやWebデザインのコースなんかもあります。
受講開始時期や開講コースは時期によって変わってくると思います。
ハローワークに行けばパンフレットにまとめてあります。
確認して見てくださいね。
受講までの流れは?
では最後に受講までの流れを簡単にまとめます。
- 求職申込、職業相談
- 受講申込
- 面接・筆記試験等受験
- 選考結果通知
- 授業あっせん
- ハロートレーニング受講
ざっくりこんな感じです。
実際に僕は受講していないので、流れを経験していないのでこの辺で(笑)
ハローワークで相談すればすべて教えてくれますので、
安心してください。
では最後に、実際に職業訓練を受けた人のお話をして終わりましょう。
実際に職業訓練を受けてみて・・・
僕の彼女が実際に職業訓練を受講していました。
その科目は、「調理・栄養系」でした。
すみません、細かいコース名は忘れてしまいました(笑)
そこでは、
- 受講期間は約4ヶ月
- 受講料は無料
- 失業保険受給
の条件で毎日学校に通っていました。
必要な費用は、教科書代1~2万円程度だったと思います。
そして卒業する頃には、
- 食品衛生責任者
- 食生活アドバイザー
- ヘルシーアンドビューティーフードアドバイザー
(名前間違ってたらすいません)
この3つの資格を取ってました。
資格受講料は自己負担ですので、注意してください。
このように現実に無料で学校に通い、
資格を取得することは可能です。
迷ってる人はぜひ参考までにどうぞ。
最後に
職業訓練について少しイメージできましたでしょうか。
大まかにまとめましたので、情報が不十分かもしれません。
わからないところは実際にハローワークで聞くのが一番です。
やる気があるのならまずは行動しましょう。
また職業訓練校に行けば100%再就職できるわけではありません。
受講してからの自分の頑張り次第です。
実際に受講者のモチベーションは様々で、
すごく頑張っている人もいれば、やる気のない人がいるのも事実みたいです。
とりあえず無料だから受けようなんて考えで時間を無駄にしないでくださいね!!
今転職を考えている人や、退職して次を悩んでいる人
焦らずじっくり考えてください。
今や転職時代、視野を広く見れる人が生き残れる時代です。
これを機会に、本当にやりたいこと、「自分にとって金ピカなこと」
を見つけて、楽しい仕事を見つけませんか。
そして毎日楽しく仕事をしている将来を想像して見てください。
それではまた!